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元パッカーズのWRコブがカウボーイズと単年契約

2019年03月20日(水) 11:39

グリーンベイ・パッカーズのランドール・コブ【AP Photo/Morry Gash】

ダラスを訪れた翌日、ランドール・コブはしばらくの間その場にとどまる決断を下した。

ダラス・カウボーイズは元グリーンベイ・パッカーズのワイドレシーバー(WR)コブと1年500万ドル(約5億6,000万円)で契約合意に至ったようだ。このニュースは『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋を元に伝えたもの。

コブはチームを離れたコール・ビーズリーの代役を務め、アマリ・クーパーやマイケル・ガラップ、タイトエンド(TE)のジェイソン・ウィッテン、ブレイク・ジャーウィンらと共にカウボーイズのスロットレシーバーとしてプレーすることになる。

2011年のドラフト2巡目指名でグリーンベイ・パッカーズからプロ入りして以降、グリーンベイで8シーズンを過ごしてアーロン・ロジャースのお気に入りターゲットに化けたコブは、スロットのミスマッチとして2014年にはキャリアハイとなる1,287ヤード、タッチダウン12回をマークしていた。それでも、パッカーズが2018年シーズンの終了後にコブと再契約を結ぶことはなく、契約はそのまま期限切れを迎えていた。

先シーズンはハムストリングと脳震とうの問題に苦しんで7試合の出場にとどまったものの、28歳のコブはまだ万全な体調であれば生産的なターゲットとなる。

『NFL.com』による“2019年フリーエージェント(FA)選手トップ101”の中で66位にランクインしていたコブはWRとして残るトップランクの選手だった。

コブはバッファロー・ビルズと4年2,900万ドル(約32億3,000万円)で契約を交わしたビーズリーよりも安価な1年500万ドルという契約を結んだ。コブ獲得に対する本当の評価は、ビーズリーと同程度に健康状態を維持(5シーズンで欠場はたった1試合)できるかどうか、あるいは、ビーズリーが構築したようなクオーターバック(QB)ダック・プレスコットとの連携を模倣できるかどうかによって判断されることになりそうだ。

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