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ブラウンズがトレードでテキサンズOTハワードの獲得に合意、3年99億円の契約延長にサイン

2026年03月03日(火) 08:50

ヒューストン・テキサンズのタイタス・ハワード【AP Photo/Greg M. Cooper】

クリーブランド・ブラウンズが2026年にオフェンシブラインを補強するための最初の一歩として、実績のある先発選手をトレードで獲得することになった。

現地2日(月)、ブラウンズがヒューストン・テキサンズとのトレードでオフェンシブタックル(OT)タイタス・ハワードを獲得し、その見返りとしてドラフト5巡目指名権を送ることに合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話をもとに報じた。

ラポポートによると、契約最終年を迎えていたハワードはこの取引の一環として3年6,300万ドル(約99億0,779万円)の契約延長を実現させたという。これにより、ハワードは今後4シーズンにわたって契約を結んだ状態となる。

ハワードはトレードについて『KPRC 2』のアーロン・ウィルソンに「驚きはしなかった。チームは若返りを図り、何人かの選手に報酬を払おうとしている。怒ってはいない。こうなることはある程度予想していた」と語った。

「この7年間のサポートには本当に感謝している。これからもずっとテキサンズの一員だ。クリーブランドに行って街を盛り上げ、チームを立て直し、試合に勝つ手助けができるのが楽しみだ」

2019年ドラフト1巡目指名を受けたハワードはテキサンズでの7シーズンで93試合に先発してきた。ベテランのハワードは堅実なパスブロッカーであり、特に右サイドで力を発揮できるが、ランブロッキングについてはキャリアを通じて苦戦している。

今回の補強により、ブラウンズではこのポジションに柔軟性が生まれるだろう。ハワードはライトタックル(RT)としてプレーできるうえに、内側に入って左右いずれかのガード(G)を務めることもできる。2025年にはライトタックルとして628スナップ、レフトガード(LG)として402スナップ、ライトガード(RG)として132スナップに参加した。

ブラウンズはオフェンシブラインに大きな穴を抱えた状態でオフシーズンを迎えていた。Gジョエル・バイトニオ、OTジャック・コンクリン、センター(C)イーサン・ポーシック、Gワイアット・テラー、OTキャム・ロビンソン、Gテヴェン・ジェンキンスはいずれもフリーエージェント(FA)となる見込みで、オフェンシブラインの再建はジェネラルマネジャー(GM)アンドリュー・ベリーにとって最優先事項となっている。ハワードのように複数のポジションでプレーできる有能なベテラン選手を加えることは良い第一歩だと言えよう。今後もさらなる動きがありそうだ。

一方のテキサンズもオフェンシブラインの再編を続けることになる。有能な選手の1人を手放すのは興味深い判断だが、特にランゲームにおけるブロッキングの強化は今オフシーズンに実現すべき課題だ。今回の動きによって他の部分に使えるキャップスペースが確保される。2025年にテキサンズのオフェンシブラインマン(OL)として最も活躍したGエド・イングラムはフリーエージェントになる見込みだ。さらに、テキサンズではディフェンシブエンド(DE)ウィリアム・アンダーソンJr.をはじめとする主力守備選手が契約延長の対象となっている。

テキサンズが最終的に誰を加えるにせよ、その選手は新たな先発ランニングバック(RB)のためにブロックすることになる。テキサンズは月曜日、2つのドラフト指名権およびCジュース・スクラッグスをデトロイト・ライオンズに送る見返りとして、ベテランRBデビッド・モンゴメリーを獲得するトレードに合意した。

テキサンズのニック・カセリオGMはこの数シーズンにわたり、オフェンシブラインを大幅に変更してきたが、確かな解決策はほとんど見つかっていない。テキサンズは今オフシーズンも、フリーエージェント市場だけでなく豊富なドラフト指名権を活用してブロッキングの強化を図るだろう。

【RA】