新コーチ陣の下でWRコールマンのフレッシュなスタートを期待するビルズGMビーン
2026年03月02日(月) 15:01
NFLで厳しい2年間を過ごしたバッファロー・ビルズのワイドレシーバー(WR)キーオン・コールマンにとって、オフシーズンはこれまでの時点ですでに興味深いものとなっている。
2024年ドラフトの全体33位でビルズに指名されたコールマンは、2年目の開幕週にとてつもない活躍を見せた。ビルズがボルティモア・レイブンズを下したこの試合で、コールマンはキャッチ8回で112ヤード、タッチダウン1回を記録。しかし、そのヤード数を上回るにはその後数カ月がかかり、シーズンが進んでいくにつれ、コールマンは複数回にわたって、健康状態に問題がないにもかかわらず、ラインアップから外れるようになった。
ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクダーモットが解任された後、1月に行われた記者会見では、チームオーナーのテリー・ペグラが、コールマンはコーチ陣が率先した選択先――ジェネラルマネジャー(GM)ブランドン・ビーンが“チームプレーヤー”に徹した結果として――だったことを示唆している。その後、ビーンGMはコールマンは自分の選択だったと話したものの、当然ながらコールマンの未来に関する推測は飛び交うことになった。
後日、攻撃コーディネーター(OC)からヘッドコーチに昇格したジョー・ブレイディがコールマンを支持しており、現地2月28日(土)にはビーンGMも22歳のコールマンに対する信頼の念を繰り返している。
コールマンとブレイディの関係について、ビーンGMは『NFL Network(NFLネットワーク)』が放送したNFLスカウティングコンバインの中でこうコメントした。
「良好だ。ワイドレシーバーコーチも新しくドリュー・テレルになり、とてもワクワクしている。ピート・カーマイケルが新しいOCだ。ピートや彼らが全員彼を見て、一緒に働くのを楽しみにしているようだった。新たな力があるし、3年目だから、キーオンは完全にリセットするだろう」
「キーオンは昨年に素晴らしいオフシーズンを過ごしたし、率直に言ってトレーニングキャンプもとても良かった。最初の試合ではレイブンズと戦った。彼は100ヤードとちょっとを記録して、その後は成熟度の面で問題があったものの、キーオンは正しいことを言っていた。彼はとても責任感が強い。決して言い訳をしない。われわれは総員で取り組んでいる。自分の役割を果たしていく。ジョーや新コーチたちは3年目に待ち受けていることにとても興奮している」
コーチ陣の再編によって、コールマンのポテンシャルはついに発揮され、安定がもたらされるかもしれない。舞台は変わっていないものの、実質的にはフレッシュなスタートを切ることになる。
もちろん、そういった変化に懐疑的な面々は、元のOCはまだチームにとどまっており、ただ以前より高い位置から指示をするだけだと指摘するだろう。
コールマンはルーキーシーズンに、キャッチ29回で556ヤード、タッチダウン4回、キャッチ平均19.2ヤードをマーク。2025年にはキャッチ38回で404ヤード、タッチダウン4回、キャッチ平均10.6ヤードだった。平均ヤードの低下はコールマンの起用法が変わったことを示唆しているものの、いずれにせよ、両シーズンの指揮を取ったのはブレイディだ。
それでも、ビーンGMはブレイディが自分のチームを率いる中で、新首脳陣からの信頼がいかにコールマンの成績を上げるかを楽しみにしている。ビルズとしても、コールマンが1歩前進することを必要としているのだ。
仮にビルズがフリーエージェンシーやドラフトでワイドレシーバーに大きな投資を行ったとしても、後方からのスタートとなるのは変わりない。さまざまなトラブルを抱えながらも、コールマンは昨シーズンにチームトップ2のワイドレシーバーだった。その上をいくカリル・シャキールは、キャッチ72回で719ヤード、タッチダウン4回だった。ブランディン・クックスやゲイブ・デイビスといったベテランワイドアウトたちは、フリーエージェントになる。
コールマンがインパクトを残すチャンスはまだあるのだ。
ビーンGMは、モチベーションの高い新コーチ陣が、コールマンがその目標を達成する後押しになると考えている。
【A】



































