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パンサーズがDEアービンと1年契約を締結

2019年03月20日(水) 11:37


ブルース・アービン【AP Photo/Lynne Sladky】

ジュリアス・ペッパーズが去ったチームにブルース・アービンが加入してくる。

現地19日(火)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のティファニー・ブラックモンはカロライナ・パンサーズがディフェンシブエンド(DE)アービンと1年契約を締結したようだと報じた。チームは後にこの契約を正式なものと認めている。

ジェネラルマネジャー(GM)のマーティ・ハーニーは「今オフシーズンにおけるわれわれの優先事項はオフェンシブライン(OL)とディフェンスのフロント、主に、パサーをラッシュするエリアにタレントを加えることだった。ブルースにはサッキングやクオーターバック(QB)を崩すための高い技術が備わっている。われわれは彼をカロライナ・パンサーズの一員に招き入れることができて本当に幸せだ」と述べていた。

31歳の“ジャーニーマン”ことエッジラッシャーのアービンは2018年シーズンをオークランド・レイダースとアトランタ・ファルコンズで過ごしていた。2シーズンと8ゲームを経て、新政権となったレイダースから追い出される形となったアービンはその後、ファルコンズに拾われてシーズンの残り8試合をアトランタで過ごし、そのうちの3試合に先発して3.5回のサックを記録している。

先シーズンに485回のディフェンシブスナップを記録し、今年2月に入って引退を宣言したペッパーズの抜けた穴をアービンが埋めることになる。ペッパーズが引退を決め、ウェス・ホートンがフリーエージェント(FA)になるため、アービンがマリオ・アディソンの対となってそのまま先発DEの役割を担うだろう。

ペッパーズやトーマス・デービスといったディフェンスにおける大ベテランの中心的選手らが不在となるものの、ルーク・キークリー、シャック・トンプソン、カワン・ショート、ドンタリ・ポーらが残っているパンサーズのフロントセブンはまだリーグトップクラスだと言えよう。アービンには2017年シーズンにリーグ3位のサック数合計50回を記録したものの、その翌年には35回でリーグ27位に沈んだパスラッシュにおいて輝きを放つことが期待されている。

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