ワシントン・レッドスキンズにおけるクオーターバック（QB）のポジション争いは3人から2人に絞られたようだ。

ヘッドコーチ（HC）ジェイ・グルーデンが先週末に示唆したところによれば、コルト・マッコイはシーズン開幕に間に合わなさそうだという。

グルーデンは『ESPN.com』にマッコイの復帰について「シーズンに入るまで2週間ないし3週間はかかるかもしれない。まだ分からない。足の状態が100％プッシュできると思えるまで、彼にはタイムテーブルもない。その時が来るまではリハビリに励むことになる」と明かしている。

マッコイが足を骨折したのは昨年12月初旬だが、グルーデンは昨季終盤にマッコイを戻そうと焦ったことで今オフシーズンに何度も後退を強いられたと認めた。

「おそらくはそれが問題の一部だ。彼はきっと戻ろうと慌てただろうし、われわれもおそらく彼を戻すことを急いだ。つまり、若干、下がらなければならなかった。それは誰の責任でもない。他に起きた出来事の不測の事態だっただけだ。願わくは適切に戻したい。そのために彼はやれることをやっていくし、われわれはひとまず適切に対応することが必要だ」

マッコイがシーズン序盤戦の選択肢にならない可能性が高くなった今、ベテランのケイス・キーナムがチームの開幕戦の先発を務めることになるかもしれない。今年のドラフトで入団したドゥエイン・ハスキンズも先発の座を射止められるようにあらゆるチャンスが与えられるだろうが、出場した2回のプレシーズンゲームを見る限り、さらなる向上が必要だろう。キーナムが初戦に先発出場したとしても、ハスキンズも今シーズンのいずれかのタイミングではその立場になると考えられている。

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