ケイス・キーナムが公式に再び先発クオーターバック（QB）となる。

ワシントン・レッドスキンズのヘッドコーチ（HC）であるジェイ・グルーデンは現地25日（日）に報道陣に対し、フィラデルフィア・イーグルスと対戦する9月8日（日）開催のシーズン開幕戦に向けてキーナムを先発QBに指名したと明かした。グルーデンは1週間ごとの競争ではなく、キーナムが結果を出し続ける限り先発の役割は続くとしている。

プレシーズン3試合のすべてでキーナムがスターターを務めたことから、この発表も予期されていた。レッドスキンズが2019年ドラフトの全体15位で獲得したQBドウェイン・ハスキンズはバックアップとしてキャリアを歩み始めることもこれではっきりしている。いずれかが目立って印象的だったわけではないにしろ、今月はキーナムの方が一枚上手だった。

レッドスキンズはキーナムが先発を務める5つ目のチームであり、4年で4つ目のチームでもある。昨年にデンバー・ブロンコスで16試合すべてに先発したキーナムは、チーム戦績が6勝10敗にとどまった一方、キャリアハイにあたる3,890ヤード、タッチダウン15回に対してインターセプト12回を記録した。その前のシーズンにはミネソタ・バイキングスをNFCチャンピオンシップ戦に導く活躍を見せている。

ヒューストン大学時代にパス成功数、獲得ヤード、タッチダウン数のNCAA（全米大学体育協会）記録を打ち立てながらもドラフト外で2012年にNFL入りしたキーナムは、ロサンゼルス・ラムズ（当時）やヒューストン・テキサンズでもプレーしている。

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