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QBラックに約17億円のボーナス返金を求めないコルツ

2019年08月26日(月) 10:33

インディアナポリス・コルツのアンドリュー・ラックとオーナーのジム・アーセイ【AP Photo/Michael Conroy】

彼らのクオーターバック(QB)に帰ってきてほしいと望むインディアナポリス・コルツだが、お金が戻ってくることは求めていない。

コルツは現地24日(土)に驚きの引退表明を行ったアンドリュー・ラックがチームに返金すべき1,680万ドル(約17億7,000万円)を回収しないと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えた。

コルツのフランチャイズQBだったラックは5年の契約延長の3年目を迎えていた。これは2016年に結ばれた、NFL史上最大の契約だった。

契約交渉とサラリーキャップ関連の担当である2人のコルツ幹部はNFLネットワークのマイク・ガラフォロに、チームはサインボーナスの1,280万ドルと400万ドルのロースターボーナスを取り戻すことが可能だと語っていた。ラックの契約には3年が残っているため、3月にラックが手にした1,200万ドルのロースターボーナスの、3分の1のみが回収可能とみなされる。

ラックは3月にふくらはぎを痛め、OTA(チーム合同練習)とミニキャンプをスキップしていた。トレーニングキャンプには参加したものの、すぐにまた戦線を離脱している。それが恒久的なものになろうとは、そのときは誰にも知る由もなかった。

肩の負傷で2017年シーズンすべてを棒に振った後、2018年に年間最優秀カムバック選手賞を受けたラック。2012年ドラフト全体1位で指名されたラックは、6シーズン中4度にわたってコルツをプレーオフに導いていた。

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