デンバーにおけるジョー・フラッコ時代が正式に幕を閉じた。

デンバー・ブロンコスは現地19日（木）、指定する身体基準に満たなかったとしてベテランクオーターバック（QB）フラッコに放出することを伝えたと公表。

NFLの新リーグイヤーが始まると同時にリリースされることは予想されていた。フラッコは2020年に2,025万ドル（約21億9,000万円）の報酬を得る予定だったため、ブロンコスが続投させるとは考えられていなかった。

35歳のフラッコは首を負傷して2019年シーズンの後半8試合を欠場している。ケガに襲われるまでのフラッコは穴だらけのオフェンシブラインを抱え、8試合の先発出場で1,822ヤード、6タッチダウン、インターセプト5回と苦戦していた。

新人として2019年にデビューしたQBドリュー・ロックが活躍したこともあり、フラッコ時代の終わりはある程度予想されていた。NFLスカウティングコンバイン中にブロンコスのクオーターバック事情に言及したヘッドコーチ（HC）ビック・ファンジオはフラッコの名前すら口にしていなかった。

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