パトリック・マホームズは有利な長期契約をまだ手にしていないが、その一方であと2年はフリーエージェント（FA）になる可能性を考えなくてもいい。

カンザスシティ・チーフスがマホームズの5年目のオプションを行使したのはいささか驚きだった。彼らにはFAになったマホームズともっと安価な契約を結ぶこともできたはずだ。ということは現在の契約が終了する前に新たな契約が結ばれると考えていいだろう。

「もちろん俺はチーフスに長くいたいと思っているよ」と現地1日（金）にマホームズは記者団に語った。「そういう契約が欲しいし、その安心感を得たい。チーフスの組織や人々が正しい対処をしてくれると思っているし、信頼している」

「代理人も俺が安心して大好きな試合を楽しめるようにしてくれると信頼している。だから、なるべき時にそうなると思う。俺はただ、日々最高のフットボール選手でいられるように集中するだけさ」

連覇を目指すチーフスに慢心はないと彼は感じている。

「チームは、スーパーボウルに勝つことでややリラックスするものだ」とマホームズは述べた。「やり遂げたって感じるんだ。戦ってゴールを達成し、オフシーズン中はちょっとリラックスする」

「でも、スーパーボウルに勝った後のこのチームは、一人一人が少し変わった気がする・・・もちろん1、2週間は浮かれて騒いだよ。でもその後はもう1回狙ってやろうという気持ちに切り替わったんだ。もう一度これを味わいたいってね」

「みんなまた戻ってくる。ほとんどのクルーは変わらない。また試合を始めるのがすごく楽しみだ。そういう思考法を持つことで、変に気を抜かずにいられると思う」

どんなチャンピオンも言うように、初めて山頂にたどりつくよりも、それを繰り返すことの方が難しい。チーフスにはそのために必要なものが全てそろっている。

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