デンバー・ブロンコスで8戦に出場した後に首の負傷で故障者リスト入りしたとき、クオーターバック（QB）ジョー・フラッコのキャリアは重要な局面を迎えていた。

再びフットボールをプレー可能とのお墨付きを得るまで、このけがが今もフラッコのハードルとなっている。『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが状況を知る人物の話を元に伝えたところによれば、フラッコは4月に45分にわたる椎間板の修復手術を受けたという。フラッコがクリアすべきタイムラインは8月末から9月中旬だとペリセロはつけ加えた。

そういったタイムテーブルがあることからバックアップを必要としているチームがフラッコを検討するかもしれないが、少なくともそれは期限が来てからのことだ。今は多くのチームがこのポジションについては堅実な形を整えており、キャンプもまだ数カ月先とあって、かつてボルティモア・レイブンズでスーパーボウルMVPに輝いたフラッコも現時点では引く手あまたではない。

そういった状況は開幕が近づいたときに、不運ながらも起こり得る負傷によって変化する可能性がある。当然、それまでにフラッコもプレー可能との診断を受けなければならない。

今のところフラッコのエナジーのほとんどが首の治癒とリハビリに向けられているようだ。そんなフラッコが職を得ることができるかどうかはいずれ分かるだろう。

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