ランディ・モスはトム・ブレイディと一緒にニューイングランド・ペイトリオッツのオフェンスでいくつもの記録を打ち立てた。しかし、レシーバーとして栄誉の殿堂入りしている彼は、キャム・ニュートンがペイトリオッツのオフェンスから“楽しさ”を引き出すと考えている。

モスが現地30日（火）に『ESPN』に対して「オフェンスがどこまで楽しくなるか、われわれはこれから目にしようとしている」と語ったと『NJ.com』が報じている。「トムはこれまで素晴らしいことを成し遂げているし、その評価を傷つけるつもりなど毛頭ない。だが、ボールを走らせることのできるキャム・ニュートンのような男がいれば、彼らはパッシングゲームで脅威となり得る広い陣形を作ることができる。あとはただ、ボールを取って走るだけでいい」

疑う余地もなく、コンディション良好なニュートンはブレイディにはできなかった多様性をペイトリオッツのオフェンスにもたらすことができる。面白さは、見る人次第だ。ブレイディとモスがディフェンスへの急降下爆撃を繰り広げた歴史的な2007年のペイトリオッツのオフェンスは最高にエキサイティングだった。ニュートンブランドのオフェンスは違う種類の面白さになるはずだ。

「われわれがこれまで――そうだね、過去20年、としようか――その間にニューイングランドに見てきたものは、変わろうとしている」とモスは述べた。「だが、私はもっと面白いものが見られるようになると考えていて、キャム・ニュートンはその機会をファンに与えてくれるだろう。ニューイングランド・ペイトリオッツのファンだけでなく、世界中のフットボールファンに、このオフェンスはここまで面白くなるのだということを見せてくれるはずだ」

そのためには多様なオフェンスを用意する必要がある。そして、ニュートンは今度こそけがをしないよう気をつけねばならない。

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