真新しいSoFiスタジアムでの初めてのシーズンに向けて準備を進めているロサンゼルス・ラムズは現地21日（火）に、新型コロナウィルス（COVID-19）のパンデミックが続く中で2020年シーズンは無観客もしくは参加人数を制限しての開催になるとスタジアムシートライセンス保有者に書面で通知した。

さらに、チームの公式サイトによると、今季のシーズンチケットの提供は“不可能”とのことだ。

ラムズが上述のニュースを配信したのと同じ日にグリーンベイ・パッカーズは、今シーズンのチケットを購入する可能性に対して“オプトイン”か“オプトアウト”かを問うアンケートをシーズンチケット保有者に送付した。パッカーズの組織はアンケートに関するリリースの中で、ランボー・フィールドにファンが入ることを楽観視しているが、“今季の試合にファンを迎えることができない”可能性もあると述べた。

ランボー・フィールドには長い歴史がある一方で、ラムズ――そして共催者のロサンゼルス・チャージャーズ――は以前にロサンゼルス・メモリアル・コロシアムでプレーした後、自分たちの永続的なホームとなるロサンゼルスでの新たな伝統の初シーズンを始めようとしていたところだった。

ラムズの書面によると、シーズンチケットは2021年シーズンの予約に振り替えられ、適用が可能な場合、スタジアムシートライセンス保有者は優先的に2020年のシングルゲームチケットを手に入れることができる。先行して購入されたシングルゲームのチケットと振替チケットは全てキャンセルとなる。

ラムズは『Sunday Night Football（サンデー・ナイト・フットボール）』でダラス・カウボーイズと対戦する開幕戦にファンが参加できることを願い、新型コロナウィルスの感染拡大を阻止するためにファンにマスクを着用して参加することを促している。

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