タイトエンド（TE）バンス・マクドナルドと濃厚接触のあったベン・ロスリスバーガーは今もリザーブ／COVID-19（新型コロナウイルス感染症）リストに置かれている。一方で、ピッツバーグ・スティーラーズの先発クオーターバック（QB）であるロスリスバーガーは、検査で陰性の結果が出る限り、現地15日（日）に予定されているシンシナティ・ベンガルズの試合に出場する構えだ。

攻撃コーディネーター（OC）のランディ・フィクトナーは、一週間練習できないまま日曜日にプレーするのはロスリスバーガーにとって初めてのことではないと語っている。

『ESPN』によれば、フィクトナーは木曜日に「われわれは準備するし、ベンがプレーする想定で準備を続ける」と話したという。

「今の段階では、彼は練習量を失っていない。いずれにしろ、彼は水曜日に練習しないからね。彼のキャリアの中で、一週間を通して練習しないまま試合でプレーし、成功を収めたことは何度もある。そこに関してはまったく疑問に思っていない」

ロスリスバーガーが参加していない中、練習ではメイソン・ルドルフとジョシュア・ドブスがスティーラーズのファーストチームの攻撃陣でスナップを受ける回数が増えるだろう。

チームがベンガルズ戦のゲームプランを立てる上で、ビッグベンは現状でも攻撃陣のミーティングにQBの一人として参加することができる。

「彼は連絡が取りやすく、素晴らしいよ。彼にはたくさんの自由な時間ができた。われわれの方は、時間を捻出しなければいけない。ベンはテキストが好きだから、夜にメールを受け取り、多くのことについてやりとりしている。彼が同じ部屋にいるかのようだ」とフィクトナーは述べた。

ロスリスバーガーとスティーラーズが対峙するベンガルズディフェンス陣は、ほぼすべてのカテゴリーにおいてNFLの最後方に位置している。たとえビッグベンが練習を欠席しているとしても、単純に見ればつり合いの取れていない組み合わせだ。ただし、先週に対戦したダラス・カウボーイズの守備陣にも同じことが言えたが、スティーラーズが苦戦の末に白星を勝ち取っていることには留意すべきだろう。

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