ヒューストン・テキサンズのクオーターバック（QB）ルームにもう一人のQBが加わった。

テキサンズがQBジェフ・ドリスケルと最大250万ドル（約2億7,000万円）の1年契約を結ぶと、ドリスケルのエージェントの話を元に『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが伝えた。

テキサンズのQBとしては3巡目指名のルーキーであるデービス・ミルズ、フリーエージェント（FA）で契約したベテランのタイロッド・テイラーとドリスケル、トレードで獲得したライアン・フィンリー、そしてもちろん、デショーン・ワトソンがいる。

ワトソンは現在、性的暴行および不品行による22件の民事訴訟を起こされている。

NFLもワトソンに関する調査を行っており、ヒューストン警察はワトソンに対する訴訟を受けて4月2日から捜査を開始した。

法的な問題が浮上する前からワトソンとチームの関係は悪化し、ワトソンはトレードを要求していた。

テキサンズはQBの選択肢や数々の疑問に事欠かない。

ドリスケルは4年で4チーム目に所属することになる。2018年をシンシナティ・ベンガルズで送った後、2019年はデトロイト・ライオンズ、2020年はデンバー・ブロンコスと渡り歩いてきた。過去3シーズンのそれぞれで少なくとも1試合に先発し、経験を積んできた28歳のドリスケルは、もともとは2016年ドラフトでサンフランシスコ・49ersから指名されている。昨年はブロンコスのQBとして出場した3試合で432パスヤード、タッチダウン3回、インターセプト2回を記録した。

ペリセロによれば、ドリスケルの契約は50万ドル（約5,400万円）保証のベースサラリー100万ドル（約1億1,000万円）、サインボーナス25万ドル（約2,700万円）、ゲームロースターボーナス50万ドル、プレー時間に対するインセンティブが75万ドル（約8億2，000万円）とのことだ。

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