コーナーバック（CB）デズモンド・トゥルファントはキャリアに再び火をともそうとシカゴ・ベアーズにやってきた。しかし、個人的な事情からトレーニングキャンプの大部分を逃した今、キャリアの再点火は他の場所で試みざるを得なくなっている。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが情報筋の話を元に、ベアーズがリーグの要求に従って53名ロースターを形成する上でカットした選手の中にトゥルファントがいたと報じた。

2015年にプロボウルに選出され、2019年にはアトランタ・ファルコンズで9試合の出場ながらインターセプト4回を記録する活躍を見せたトゥルファントだが、昨年はデトロイト・ライオンズで不振にあえいだ。ライオンズはトゥルファントと2年2,000万ドル（約22億円）の契約を結んでいたものの、昨年に6試合のみの出場にとどまったのを受けてリリースしている。

トゥルファントは病気の父につきそうべく、8月13日にトレーニングキャンプを離脱。トゥルファントの父はその後、天に召されている。ベアーズはCBカイル・フラーをリリースした後にトゥルファントと1年契約を結んでいた。

コーナーバックに助力を必要としているチームとしてはピッツバーグ・スティーラーズとシアトル・シーホークスがあり、NFLチームの中でトゥルファントに再度チャンスを与えることに関心を持つチームはあるかもしれない。

【A】