今季まだ先発の機会がないクオーターバック（QB）コリン・キャパニックがサンフランシスコ・49ersとケガ保証の含まれない新契約に合意したことが分かった。これは『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが現地12日（水）に報じたもの。

今シーズン終了後の契約破棄権はキャパニック側にある。今回の契約内容について、2017年に向けたおよそ1,450万ドル（約15億1,000万円）のケガ保証を除外し、以前結んだ2020年までの長期契約の内、最後の3年を短縮するものであるとラポポートは報じている。キャパニックの契約は今や実質的に2年契約だ。

もともとのロースターボーナスはキャパニックのベースサラリーの一部として換算され、今シーズンのチームのスナップの半数をキャパニックが受ければ出来高も支払われることになっている。

キャパニックがまたシーズン中に故障した場合に支払うリスクをゼロにした今契約は、キャパニックに来年3月のフリーエージェント市場で新たなチャンスを与える可能性をも含んでいる。