タンパベイ・バッカニアーズにはリーグを代表するランニングバック（RB）のダグ・マーティンとチャールズ・シムズがいる。現地13日（火）、チームは新たな補強に打って出た。

バッカニアーズはかつてアトランタ・ファルコンズに在籍していたRBジャッキーズ・ロジャースを獲得したと発表。バッカニアーズはまた、タイトエンド（TE）のアラン・クロスとラインバッカー（LB）のキャメロン・リンチを練習生に加えた。

今回のロジャースとの契約はコネクションに端を発した。26歳のロジャースはファルコンズ所属時、現バッカニアーズ攻撃コーディネーター（OC）であるダーク・コッターの下でプレーしており、2011年から2014年までに1キャリーで平均3.7ヤード、計1,116ヤードを積み上げた。ロジャースはこの間、1,104ヤード、155キャッチをマークし、サードダウンでスピードに強弱をつけられるRBとして活躍。

昨シーズンはシカゴ・ベアーズでプレーしたロジャースがタンパベイで任される仕事量はさほど多くないだろう。ロジャースはリターナーとして活躍するかもしれないが、バッカニアーズではマーティンとシムズが優先的にその役割を担うことになる。

その他、13日までの特筆すべき各チーム動向：

1．『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロはワシントン・レッドスキンズがベテランディフェンシブライン（DL）のカレン・ジェンキンスと再契約を結んだと報道。

2．NFLネットワークのイアン・ラポポートは、シアトル・シーホークスのクオーターバック（QB）であるラッセル・ウィルソンが開幕戦で足首を痛めたため、シーホークスがQBのジェイク・ヒープスを練習生に加えたと伝えた。

3．マイアミ・ドルフィンズでディフェンシブタックル（DT）を務めるアール・ミッチェルが火曜日、強烈なタックルを受けてふくらはぎを負傷し、故障者リストに登録されたとNFLネットワークのガラフォロが報じた。ガラフォロはまた、ミッチェルの復帰が見込まれているとし、復帰のために８週間ほど欠場することになると付け加えた。