アトランタ・ファルコンズがヒューストン・テキサンズのクオーターバック（QB）デショーン・ワトソンと現地16日（水）に面談する。『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが情報筋の話を元に伝えた。

ファルコンズはワトソンと面談する4つ目のチームだ。ニューオーリンズ・セインツとカロライナ・パンサーズは月曜日にワトソンと会っており、クリーブランド・ブラウンズが火曜日に面談の場を設けている。各チームは面談が予定される前からトレードをオファーしていたとのことだ。

ファルコンズはNFLのMVPを獲得したことのあるQBマット・ライアンを擁している。ラポポートが報じたところによれば、チームはライアンの契約を再構築してサラリーキャップスペースを確保する計画だったものの、まだこの動きは実行されておらず、ワトソンがアトランタを次の行き先として選んだ場合には計画を切り替える可能性があるという。

マッサージセラピーのセッション中に性的不品行を働いたとして訴えられていたワトソンについて、3月11日にはテキサス州ハリス郡の大陪審が起訴するための十分な証拠はなかったと判断している。26歳のワトソンはこの他に22件の民事訴訟にも直面しているほか、現在もNFLの調査対象となっており、リーグの個人行動規範に基づいて懲罰を受ける可能性がある。

ワトソンはこれらの疑いが持ち上がる前からテキサンズにトレードを要求してきた。2021年シーズンはすべての試合でインアクティブとなっている。

ワトソンの契約にはノートレード条項があり、次の行き先については自分でトレードの話し合いの舵を取ることが可能だ。

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