シアトル・シーホークスはオフシーズンに行った大型トレードで得た主要選手の一人を、1年以上確保する計画だ。

シーホークスがタイトエンド（TE）ノア・ファントのルーキー契約のオプションを行使したと『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが報じた。このオプションによってシーホークスは2023年シーズン末までファントを契約下に置くことになる。ファントはチームの歴史上、シーホークスによって5年目オプションを有効にされた初めての選手になる。

2019年のドラフト1巡目で指名されたアイオワ大学出身のファントは、NFLで最初のシーズンに安定した実績を残した。ファントはこれまでのすべてのシーズンでキャッチ40回以上、タッチダウン3回以上を記録。また、キャリア通算2,000ヤードまであと100ヤードを切っている。負傷に苦しめられながらも、ファントは将来有望なプレーメーカーとして、近代ゲームの中で進化を続けている。

ファントは2021年にキャリアハイのキャッチ68回を記録し、クオーターバック（QB）テディ・ブリッジウォーターとドリュー・ロックの両者の元でルートを走っている。ファントのルーキーシーズン以来、デンバー・ブロンコスでは6人のQBたちが1試合以上に先発していることを考えれば、その成績はさらに印象的だ。

QBとの関係性が十分に築けていなかったにもかかわらず、ファントは試合を変えられる選手であることを証明してきた。ファントは新しいホームでもそれを繰り返し、同じトレードで一緒にやってきたロックと共に、さらに大きな成果を残すことを狙っている。

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