タンパベイ・バッカニアーズがディフェンシブラインを補強する存在として新たなベテランに目を向けた。

バッカニアーズが元シカゴ・ベアーズおよびニューオーリンズ・セインツのディフェンシブタックル（DT）アキーム・ヒックスと、最大1,000万ドル（約12億8,759万円）の1年契約を結ぶと、『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが情報筋の話を元に現地5月31日（火）に伝えた。

この1年契約はDTエンダマカン・スーがバッカニアーズと2021年に結んでいた900万ドル（約11億5,882万円）の契約をやや上回る。昨シーズン、スーは17試合でサック6回、タックル27回をマークした。

ヒックスは昨シーズンに9試合のみに出場し、サック3.5回、タックル25回を記録している。キャリア最高の時期だった2017年にはベアーズでサック8.5回、タックルフォーロス15回という数字を残したが、過去3シーズンはサック4回を超えていない。

バッカニアーズはディフェンシブラインの内側でプレーできるベテランを探しており、それをヒックスに見出した。一方、フリーエージェント（FA）の状態が続いていたスーは、ヒックスがタンパに加わるのを受け、他のチームに向かうとみられる。

【A】