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OTAで常に“猛ダッシュ“しているチーフス期待の新人DEカーラフティス

2022年06月01日(水) 11:38

カンザスシティ・チーフスのジョージ・カーラフティス【AP Photo/Charlie Riedel】

カンザスシティ・チーフスはベテランのラインバッカー(LB)メルビン・イングラムの力によって2022年に加速している。チームはさらに、若き後継者が同様の影響を与えてくれることを望んでいるようだ。

いずれにせよ、チーフスは1巡目で指名した新人ジョージ・カーラフティスがチームに活力を与えると考えている。パーデュー大学出身のカーラフティスはすでに、オフシーズンの練習で見せる果てしない努力によって注目を集めているのだ。

『ESPN』によれば、チーフスヘッドコーチ(HC)のアンディ・リードはカーラフティスについて「猛ダッシュしている」と評したという。

「ウオークスルーも、何もかも。スローダウンさせなければならないくらいだ。彼はスペースにいるときによく動いている。手もいい。その原動力は、おそらく人々の目に飛び込んでくるだろう。彼は突き進んでいる」

カーラフティスの原動力はパーデュー大学での一つの強みだった。カーラフティスは大学時代にランとパスの両方で安定して力を発揮するディフェンダーであることを証明している。天性の才能があるラッシャーというよりは、あらゆるダウンでエネルギーを拡散し、常に厄介な相手としてカーラフティスは見なされてきた。

そのことはチーフスにとって良い効果しかない。チーフスはクリス・ジョーンズとフランク・クラークが率いる守備の前線にカーラフティスを加えることに満足している。チーフスは早い段階から貢献してくれることを期待し、全体30位指名権を使ってカーラフティスを指名した。さらに、最終的にはこの競技の最高レベルのフィールドで、経験の浅い選手から安定した戦力にまで花開くことを希望している。

自分のプレースタイルについて聞かれたカーラフティスは「容赦ない」と答えた。

「俺はクオーターバックを追いたてる。ランを止める。自分は3ダウンプレーヤー、オールダウンプレーヤーだと感じている。求められていることが何でも可能なプレーヤー。俺はそういうことができる。俺はものすごく一貫していると思う。これから自分の最高のフットボールができると感じている」

「まだ6年とか7年しかフットボールをプレーしていないから、最高のシステムや最高のチームメイト、最高の組織で成長していくことに本当に興奮している」

チーフスは誰もが目指すような基準を自分たちのものとして確立し、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)優勝を2年連続(2019年、2020年)で達成したものの、2021年はわずかに手が届かなかった。チーフスはこのゲームの頂点に到達するには何が必要かを知っており、カーラフティスはそこで救世主になる必要があるわけではない。

これから成長していくことを望み、ポテンシャルを発揮するためにただ時間を必要としている選手にとって、今のチーフスは理想的な場所だ。いずれ願う場所に到達するまで、カーラフティスは全速力で進み続けるだろう。

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