新レイダースHCクビアック、ブレイディと共に取り組むのが「本当に楽しみ」
2026年02月12日(木) 10:09
自身初のスーパーボウル制覇を経験したばかりのクリント・クビアックは、ラスベガスで大幅なチーム再建に挑もうとしている。
それはどのコーチにとっても気の遠くなるような任務だが、クビアックはラスベガス・レイダースのマイノリティオーナーであるトム・ブレイディと話し始めた時点で、この任務を引き受けたいという思いを確信していた。なんと言っても、あのトム・ブレイディだからだ。
現地10日(火)、クビアックはヘッドコーチ(HC)として臨んだ就任記者会見で「ああ、トムと一緒に仕事をするのは本当に楽しみだ」と語り、こう続けている。
「彼が私に電話番号を教えたのは間違いだった。そんなことしなけりゃよかったと後悔するかもしれない。これから何度も彼に電話するつもりだからね。ワクワクしているのは、私たちがまったく違うタイプだという点だ。オフェンスのバックグラウンドも違うし、お互いのアイデアをいかに引き出せるかがカギとなる。だがもちろん、彼は史上最高の選手だ」
クビアックはフットボール一色の人生がどのようなものかを知っている。父のゲイリーはデンバー・ブロンコスで9年間、ジョン・エルウェイのバックアップクオーターバック(QB)を務めた後、コーチに転身。それ以降、四半世紀にわたってNFLのサイドラインでQBコーチ、攻撃コーディネーター(OC)、ヘッドコーチを歴任した。その環境で育ったクリントは自身もコーチとしてのキャリアを歩み始めたが、その歩みはここ数年で一気に加速し、ブレイディ率いるレイダースへ加入することになった。
レイダースの立て直しが一夜にして成し遂げられるものではないことは理解しているものの、クビアックはブレイディの存在を理由にレイダースの長期的展望に期待を寄せており、ブレイディと意見を交わし合うことを楽しみにしている。
結局のところ、卓越性の基準を打ち立てられる人がいるとすれば、それは7度のスーパーボウル制覇を経験したクオーターバックに他ならないはずだ。
クビアックは「面談の過程で、彼が情熱を持ってフットボールに関することを話す姿を見て、一緒に仕事をする機会にワクワクした」と明かし、こう続けている。
「この関係がどうなるかについてはいろいろと言われ、憶測が飛び交っていることも承知している。だが、ここに来た大きな理由の1つは彼やスパイ(ジェネラルマネジャー/GMジョン・スパイテック)と一緒に働けることだ。彼らは素晴らしいフットボールの頭脳を持っていて、私たちが本来あるべき形で協力し合えば、お互いの力を最大限に引き出せるだろう」
来るドラフトの全体1位指名権を持つレイダースは、2025年ハイズマントロフィー受賞者のフェルナンド・メンドーサを指名すると見られている。クビアックはメンドーサをNFLに順応させる任務を負うと予想されており、初年度からチームの将来を担うQBとタッグを組み、チームを最下位から脱却させて成功へ導くことが期待されている。
そうした中で、クビアックは史上最高のQBと呼ばれるブレイディからのサポートを受けることになるだろう。
【RA】



































