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ペイトリオッツの攻撃をどれほど予測していたかについて明言するシーホークスSラブ

2026年02月13日(金) 12:05

シアトル・シーホークスのジュリアン・ラブ【NFL】

シアトル・シーホークスのセーフティ(S)ジュリアン・ラブは第60回スーパーボウルでニューイングランド・ペイトリオッツのクオーターバック(QB)ドレイク・メイの動きや投げ先を、話題となった『NFL Films(NFLフィルムズ)』の“mic’d up(マイクドアップ)”音声が示すように、正確に把握していたのだろうか。

シーホークスがペイトリオッツに29対13で圧勝した試合の第4クオーターに、まるで中堅手がフライを捕るかのように完璧な位置取りで待機し、インターセプトを決めたラブは、まさにメイの動きを予測していたかのように見えた。

ラブは本当に予測していたのだろうか? ある程度はそのはずだが、何よりも重要なのは適切な準備を整えていたことだろう。

現地12日(木)、ラブは『The Insiders(ジ・インサイダーズ)』で『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロに「全部把握していたと言えるかもしれないけど、実際にはそうじゃなかった。何が起こるかは分からないからね。準備期間は2週間だし、相手は素晴らしいチームだ。試合序盤は相手のスタイルの一部をなんとなく把握した程度だったけど、試合が進むにつれて自信がつき、徐々にリラックスし、より速いテンポでプレーできるようになった」と語った。

ペイトリオッツは奇跡的な逆転を狙っていたが、試合時間残り約9分でシーホークスが19対7とリードしている場面でラブがインターセプトを決めたことでそのわずかな可能性も潰えた。このインターセプト後にシーホークスはフィールドゴールを決め、残り5分35秒の時点で点差を22対7に広げている。

ラブはメイが放った不安定なパスを奪うのに絶好の位置とタイミングで待機しているように見えた。試合序盤にも同じような位置取りでチャンスをつかみかけたが、惜しくもインターセプトはかなわなかった。

その後、『NFL Films』はラブがサイドラインで「今度こそ取るぞ」と語り、その後の動きを的中させる様子を捉えていた。また、ラブが同じくセーフティのコビー・ブライアントに対し、メイは“典型的な若手クオーターバック”だと説明したうえで、ボールの行き先を読み取れる“停止動作”があるといったメイの特徴を解説する場面も記録されていた。

「試合前の準備でいくつか気づいたことはあったけど、実際に対戦してみるまでは分からないものだ」とラブは話している。

「つまり、準備段階で感じ取っていたことを早い段階で察知したんだ。サイドラインでは基本的にマイクを覆って、彼を悪く言っているように聞こえないようにした。でもそうだな、俺は同じセーフティのコビー・ブライアントがプレーを決められるように、“俺はこう捉えて、こう感じている”と伝えた。それを参考にしてうまくプレーしてくれたらいいし、できなければ俺がやる」

結果的にはラブがインターセプトを決め、シーホークスがこの試合で決めた3回のテイクアウェイのうちの1回の立役者となった。この夜はシーホークス守備陣が圧倒的な強さを見せつけ、メイ率いるペイトリオッツを翻弄した。

ラブはこの試合でタックル3回、パスブレークアップ1回も記録。合計6回のサックを決め、ペイトリオッツを3クオーターにわたって無得点に抑えたシーホークスに貢献した。シーホークスはこの試合で相手に331ヤードの獲得を許したものの、そのうち253ヤードは勝敗がほぼ確定していた最終クオーターでの記録だった。

明らかに、ラブをはじめとするシーホークス守備陣は手探りの状態でスーパーボウルに臨んだわけではなく、メイやペイトリオッツがシーズン最大の舞台で仕掛けてくることを想定して準備していた。

【RA】