バッファロー・ビルズのタイトエンド（TE）ドーソン・ノックスの弟であり、フロリダ国際大学（FIU）のフットボール選手でもあるルーク・ノックスが亡くなったと、同大学が現地18日（木）に発表した。フロリダ国際大学パンサーズでプレーする前、ルークはミシシッピ大学で23試合に出場していた。

大学関係者は水曜夜にルークが亡くなったと話している。原因は明らかになっていないものの、警察は犯罪の可能性を疑っていないという。

ビジネスを学んでいたルークは22歳だった。

FIUのヘッドコーチ（HC）マイク・マッキンタイアはソーシャルメディアに次のように投稿している。「チームメイトであり友人でもあるルーク・ノックスの訃報により、言葉では言い表せないほどの深い悲しみに包まれています。オールミス（ミシシッピ大学）とFIUでルークを指導する機会に恵まれたのは光栄でした。彼のフットボールへの情熱はもちろんですが、家族やチームメイトへの純粋な愛情がずっと心に残っています」

FIUの選手たちは水曜日の遅くにノックスの訃報を知らされた。木曜日の練習は中止となり、グリーフ・カウンセラーが招かれ、チームや大学関係者との面談が行われた。

ルークの兄であるドーソンは、ビルズで4シーズン目を迎えようとしている。

ビルズのショーン・マクダーモットHCは木曜日に「この度はドーソンとそのご家族に心よりお悔やみを申し上げます。私たちは彼のすぐそばにいて、彼とその家族をサポートしています。今朝、目が覚めたらただただ悲しいニュースが飛び込んできました」と述べた。

テネシー州ブレントウッド出身のルークは、ミシシッピ大学時代には主にスペシャルチームでプレーし、4シーズンでタックル11回を記録している。2021年にタイトエンド（TE）に転向したが、今季はFIUのロースターにラインバッカー（LB）として登場していた。

マッキンタイアHCはルークがミシシッピ大学レベルスに在籍していたときにそこで守備コーディネーター（DC）を務めていた。FIUでは初めてのシーズンを過ごしている。

「彼は、周りの人たちを心地よくさせ、自信を持たせる特別な術を持っていました」と述べたマッキンタイアHCは「ルークの家族は私にとって特別な存在です。この困難な時期に、私は常に彼らを気にかけ、祈りを捧げています」と続けた。

FIUは9月1日（木）にブライアント大学とのシーズン初戦に臨む予定だ。

【RA】