フランチャイズタグを指定された選手が長期契約を結べる期限より前に契約締結に至らなかったシンシナティ・ベンガルズのスターセーフティ（S）ジェシー・ベイツ三世が、トレーニングキャンプを欠席し続けている。

チームがベイツ三世の復帰を待っている中で、クオーターバック（QB）ジョー・バロウは彼の不在を心配していないようだ。

『SI.com』によれば、バロウは現地17日（水）に「あくまでもジェシーの問題だ。戻ってくる準備ができたら、彼を迎えられることにワクワクするだろう。明らかに素晴らしい選手であり、人間であり、友人でもある。だから、問題が解決したら、俺たちは彼が戻ってくるのを両手を広げて歓迎する」と語ったという。

ベイツ三世はフランチャイズテンダーにサインしていないため、厳密に言えば契約下に置かれておらず、トレーニングキャンプやプレシーズンに参加しなくても罰金の対象にはならない。ベイツ三世はベンガルズのトレーニングキャンプには集合していないものの、先週に行われたプレシーズン初戦を見るためにフィールドには足を運んでいる。

昨シーズン、ベイツ三世がスーパーボウル出場までの道のりで重要な役割を担っていたことを踏まえると、これまで彼の不在がほとんど話題になってこなかったのは驚くべきことだ。ベイツ三世はベンガルズのポストシーズンでの成功に大きく貢献し、4試合でインターセプト2回、パスディフェンス6回をマークしている。

いずれはベイツ三世がセカンダリーのリーダーとして戻ってくることが期待されているが、それがいつになるかは現時点では不明だ。しかし、ベンガルズのチームメイトは彼の復帰を心から歓迎するだろう。

【RA】