サンフランシスコ・49ersのタイトエンド（TE）ジョージ・キトルが鼠径（そけい）部のケガにより2日連続で練習を欠席し、現地11日（日）のシーズン初戦出場が疑わしくなっている。

日曜日の試合を控え、ケガを負った選手にとっては非常に重要な水曜日と木曜日の練習をキトルは欠席した。49ersは日曜日にソルジャー・フィールドでシカゴ・ベアーズと対戦する。

49ersのヘッドコーチ（HC）カイル・シャナハンは、キトルのケガがどれほど深刻かは把握していないものの、”一日一日が重要だ”と考えていると木曜日の夜に話した。シャナハンはキトルが水曜日に練習に参加可能な状態であることを期待していたとつけ加えている。

また、シカゴの天気予報ではキックオフの頃に雨が降るということで、キトルが第1週にプレーする可能性はさらに低くなっている。

クオーターバック（QB）トレイ・ランスにとって、日曜日はNFLで3度目の先発出場となるが、その前の2回はジミー・ガロポロの負傷交代要員としての出場だった。ガロポロが契約を更新して2番手にスライドしたため、現在はランスに代わってガロポロがバックアップとなっている。

キトルが出場しなければ、ランスの仕事はより難しくなる。とはいえ、新人時代のランスの出場6試合において、キトルをターゲットにしたのは71回のパスのうち4回だけで、29ヤードを繋いだだけだった。キトルはランスのNFL初先発となったアリゾナ・カーディナルス戦は欠場したが、昨シーズンにランスが出場した他の5試合ではプレーしている。

【RA】