現地9日（日）にヒューストン・テキサンズと対戦するミネソタ・バイキングスのクオーターバック（QB）サム・ブラッドフォードは一番のターゲットを失った状態で試合に臨むことになりそうだ。

バイキングスは大腿四頭筋を負傷しているワイドレシーバー（WR）ステフォン・ディッグスをダウトフルに登録。ディッグスは今週、一度も練習に参加していない。

ディッグスは序盤の2週間で1試合あたり8回のレセプションと平均142.5ヤードのレシーブを記録しており、最高の形でシーズンスタートを切った。負傷が発覚してからの過去2試合は平均43.5ヤード、4.5回のキャッチにとどまっている。

ディッグス欠場となれば、パスディフェンスにおいてトップの力を持つテキサンズに挑むブラッドフォードにとっては大いなる向かい風になるだろう。予想ではタイトエンド（TE）カイル・ルドルフがターゲットになると見られており、WRチャールズ・ジョンソン、WRアダム・シーレンがその次ということになりそうだ。

バイキングスは引き続きWRコーダレル・パターソンの成長を見守りつつ、ドラフト1巡目指名の新人WRラクオン・トレッドウェルもスナップを見ることになるかもしれない。

また、バイキングスはオフェンシブタックル（OT）アンドレ・スミス（三頭筋）、TEデビッド・モーガン（ヒザ）、ディフェンシブタックル（DE）シャリフ・フロイド（ヒザ）を除外。TEレット・エリソンはダウトフル登録されている。