第4週の試合を半分逃したトレバー・シーミアンが新たに60分の出場機会を失いそうだ。

デンバー・ブロンコスのクオーターバック（QB）を務めるシーミアンはタンパベイ・バッカニアーズ戦で左肩を負傷、現地7日（金）の練習では限定メニューにとどめ、9日に控えるアトランタ・ファルコンズ戦にはクエッショナブル登録された。

5日にはシーミアンが『NFL Network（NFLネットワーク）』のジェームス・パーマーに出場する予定だと明かしていたが、ブロンコスのヘッドコーチ（HC）ゲイリー・キュービアックはまだ決断を下していない。実際のところ、試合当日に判断することになりそうだ。

キュービアックは7日、「少しずつできるようになってきたし、これまでも言ってきたように、彼の状態を見守り続けるつもりだ。今から48時間あるので、明日どうなるか、彼の感触がどうなのかを見ていくが、今日はかなりできていたから、どの程度まで来ているかを見極めるつもりだ」とコメントしている。

先週はQBパクストン・リンチが急きょシーミアンに代わって出場したが、シーミアンの状態が芳しくないとして、リンチに代役を任せる決断をどのタイミングで下すのか。その件についてキュービアックは自らの胸のうちにとどめておきたがっている。

「折を見て決める。他に走ってカバーできるプレーヤーがいるのだから、1人のクオーターバックがプレーできるかどうかに苦悩する必要はないと思っている。どちらかと言えば、この先の48時間で彼の様子を見ること、そして明日の彼の状態を確認することの方が大事だ」