カーソン・ウェンツが手術から回復するまでの間、ワシントンではおなじみの顔がクオーターバック（QB）のポジションを務めることになりそうだ。

ワシントン・コマンダースのヘッドコーチ（HC）ロン・リベラは現地18日（火）、第7週のグリーンベイ・パッカーズ戦にタイラー・ハイニケを先発起用すると発表した。

日曜日に実施されるパッカーズ戦はハイニケにとって2022年シーズン初先発となり、新人QBサム・ハウエルがバックアップに回ることになる。リベラHCは、プレシーズンに大きな可能性を見せたハウエルの先発起用は考えていなかったという。

リベラはノースカロライナ大学出身のハイニケについて「ハウエルは軌道に乗っていると思うが、今のタイラーはわれわれに成功する最高の機会を与えてくれる」と述べている。

月曜日、コマンダースはウェンツがロサンゼルスで薬指骨折の手術を受け、成功したと発表した。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロによると、ウェンツの回復には4週間から6週間かかるという。

ウェンツを故障者リザーブ（IR）に入れるかはチームが週明けに判断するとリベラは認めた。

ハイニケが最後に試合に出場したのは2021年シーズン最終週のニューヨーク・ジャイアンツ戦だった。4年目のベテランは昨シーズン、コマンダースで15試合に先発して3,419ヤード、タッチダウン20回、インターセプト15回、QBレーティング85.9という記録を残している。

2勝4敗のコマンダースは、現在2連敗中で3勝3敗のパッカーズに勝利し、競争の激しいNFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）東地区で上昇することを狙っている。

【AK】