デンバー・ブロンコスが現地26日（月）、ヘッドコーチ（HC）のナサニエル・ハケットを解雇した。ハケットはその職務に就いてわずか15試合でデンバーを離れることとなり、戦績は4勝11敗にとどまった。

チームオーナーでCEOのグレッグ・ペナーは声明の中で「われわれオーナーシップと組織を代表し、デンバー・ブロンコスのヘッドコーチとして献身してくれたナサニエル・ハケットに感謝したい。ナサニエルの努力には本当に感謝しており、彼とご家族の今後のご健勝をお祈りしている」と述べた。

「（ジェネラルマネジャーの）ジョージ（ペイトン）とオーナーシップグループで徹底的に話し合った結果、最終的には新しい方向性に進むことがブロンコスにとって最善の利益になると判断した。今回の変更は関係者全員に敬意を払い、直ちに新たなヘッドコーチ探しを開始するためのものだ」

「この組織のチャンピオンシップの歴史を認識するとともに感謝もしているが、自分たちがその基準に達していないことも分かっている。ファンの皆さまはもっと良い結果を得るべきであり、チームがこのような困難な状況でも変わらず忠誠心を示してくださっていることは言葉では言い尽くせないものがある。今後、われわれはフットボール運営のあらゆる側面を慎重に評価し、このフランチャイズの勝利の伝統を取り戻すために必要なあらゆる変更を施していくつもりだ」

『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロとジェームス・パーマーが情報筋の話として月曜日に伝えたところによると、2022年シーズンの残り2試合はシニアアシスタントのジェリー・ロズバーグが暫定ヘッドコーチを務めるとのことだ。

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