膝を負傷しているラマー・ジャクソンが5試合連続で欠場することになった。

ボルティモア・レイブンズのヘッドコーチ（HC）ジョン・ハーボーは現地6日（金）、日曜日に予定されているシンシナティ・ベンガルズ戦からクオーターバック（QB）ジャクソンを除外すると明かした。

ハーボーHCは「ラマーはできる限り必死に取り組んでいる。トレーナーもやれるだけのことをやっている。これが今のわれわれの状況だ。他のみんなと同じように彼が戻ってくるのが待ち遠しい。それがわれわれの現状だ。今回の試合で彼がプレーすることはない。来週にはと期待している。来週にはそのときの状況が分かるだろう」と述べている。

まだ練習に参加できていないことから、ジャクソンがシーズン第18週を欠場することに驚きはない。12月4日に行われたデンバー・ブロンコス戦で膝を痛めて以降、ジャクソンは試合にも練習にも参加していない。

レイブンズの希望はMVP受賞経験もあるジャクソンがレイブンズのポストシーズンに復帰することだ。

レイブンズのクオーターバック陣におけるより大きな関心はジャクソンに代わって過去4試合に先発したバックアップQBタイラー・ハントリーのステータスだろう。ハントリーは肩と手首のケガに対応しており、今週の練習を限定メニューにとどめ、最終戦の出場はクエッショナブルとされている。

ハーボーHCは金曜日、ハントリーがベンガルズ戦でプレーする可能性は「かなり高い」と明かした。ハントリーも同じ思いのようだ。

「日曜日にプレーするチャンスはあると思っている」と話したハントリーは「土曜日、日曜日と、そのときの体調を確認することになるだろう。この数日は休んでいる。ベストな状態にするための最善策は少し休むことだから」と続けた。

レイブンズは今季、ハントリーが先発した試合で2勝2敗を記録している。

シーズン第18週にレイブンズがベンガルズに勝利し、ロサンゼルス・チャージャーズがデンバー・ブロンコスに勝利した場合、レイブンズとベンガルズが対戦することになるワイルドカード戦の開催地はコイントスで決定することがNFLオーナーの決議案承認によって決まった。

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