“アンクル・ウォッチ”がじわじわと近づいている。

スーパーボウルウイーク中、カンザスシティ・チーフスのクオーターバック（QB）パトリック・マホームズがディビジョナルラウンドで見舞われた足首のケガは、常に質問の対象になってきた。チーフスは質問されるたび、それこそが真の懸念事項だとして退けている。

ヘッドコーチ（HC）のアンディ・リードは現地8日（水）、MVPに選ばれたことのあるクオーターバックは現時点でチームの求めることをすべて実行できる状態だと述べた。

「ああ、足首の具合はとてもいいようだ」と明かしたリードHCは「数日前にスピード重視の練習をして、彼はいい動きを見せていた。彼は本当に何でもできる状態だ。少なくとも、ゲームプランの中で要求していることはすべてできる。今日は大丈夫だと思う」と続けた。

マホームズは先日、チーフスが遅めの速度で練習しているいくつかのプレーは、フィラデルフィア・イーグルスと対決する第57回スーパーボウルに向けて再びフルスピードで動けるかを試し、求められることをすべてできるようになるために行なっていることだと言及している。

スポーツ界で最も話題になっている足首について質問されたマホームズは水曜日に改めて、状態は日に日に良くなっていると明言した。

「試合当日にならないと正確には分からないんじゃないの」と語ったマホームズは次のように続けている。「間違いなく前よりいい状態だ。1週間前とか2週間前と比べたら、確実によく動けるようになっている。だから、治療とリハビリを続けて可能な限り100％の状態に近づけようとしている。フィールドに出たら、いつもより少し余分に力を発揮するためにアドレナリンに頼るつもり。間違いなくより良く、より動かしやすくなって、確実に少しは前よりうまく動けるだろう。俺がどれくらい100％の状態に近づけるかは試合当日に分かるはずさ」

来る日曜日、100％の状態に近いマホームズは、チームが新たなロンバルディトロフィーを掲げられるように最善のチャンスを与えるだろう。

【RA】