バッファロー・ビルズは少なくとも2023年シーズンの序盤4試合を、スターエッジラッシャーのボン・ミラーがいない状態で戦う。

ACL（前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）断裂から回復中のミラーが、リザーブ／PUP（故障者）リスト上でシーズンをスタートすると、『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが現地29日（火）に状況を知る人物の話を元に伝えた。

この決定によって、ミラーはアクティブに戻る前に、少なくとも4試合を欠場することになる。

34歳のミラーは2022年11月24日に、デトロイト・ライオンズとのサンクスギビングゲーム中にACLを断裂した。

オフシーズンを通して2023年シーズンに間に合う見通しを語っていたミラーだが、6月には回復プロセスを急ぐつもりはないとコメント。

ミラーは当時「第1週のジェッツ戦に間に合わせたい。アーロン・ロジャースがいて、マンデーナイトフットボールだもんな。でも、一方で俺がコントロールしているわけじゃない。身体的な部分やメンタル面、感情面でその準備ができるよう、自分にできるすべてをやる。シーズン第1週じゃなかったとしても、第6週よりも後ってことはないだろう」と話していた。

ビルズは8度のプロボウラーに対し、慎重な道を選んだようだ。

ミラーはニューヨーク・ジェッツ戦、ラスベガス・レイダース戦、ワシントン・コマンダース戦、マイアミ・ドルフィンズ戦に欠場する。復帰は最も早い場合で、現地10月6日（金）にロンドンで行われるジャクソンビル・ジャガーズ戦になる。

いずれ復帰したときに、ミラーが残るシーズンを全力で戦い、ビルズのプレーオフに向けた歩みを後押しすることに希望が持たれている。

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