先週グリーンベイ・パッカーズに敗れたカンザスシティ・チーフスは、トップランニングバック（RB）なしで立て直しを図らねばならなくなった。

バッファロー・ビルズとのサンデーゲームでアイゼア・パチェコを肩のケガのために除外したとヘッドコーチ（HC）アンディ・リードが記者団に語っている。

今週ずっとパチェコは練習を休んでいた。日曜日の敗戦では一度ダウンしたものの、すぐに復帰。そして残り1分弱となったところで退場していた。

2年目のパチェコは176回のキャリーで779ランヤードと6回のタッチダウンを決めてチーフスをリードしている。チームのRB陣ではクライド・エドワーズ・ヒレアーが2位で、こちらはキャリー40回で140ランヤード、タッチダウン1回という成績だ。パスゲームの一貫性を見いだすのに苦戦する中、パチェコのランニングスタイルがオペレーションのバランスを維持し、ヤードの量産に役立っていた。2023年にNFLで4番目に多いキャリー平均4.7ヤードを許しているビルズディフェンスを相手に、チーフスはパチェコ抜きで臨むことになる。

代わりに、エドワーズ・ヒレアーのキャリーが増えることになるだろう。ここ2試合、そけい部を痛めて欠場していたRBジェリック・マッキノンもパスキャッチを担当し、キャリーを分け合うことになると考えられる。

またリードHCはラインバッカー（LB）ドルー・トランクウィル、ディフェンシブバック（DB）ブライアン・クックとオフェンシブタックル（OT）ドノバン・スミスも日曜日の試合で除外されたと発表した。

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