アル・マイケルズが『NBC』でNFLプレーオフゲームの実況をしないのは、同局が2006年にNFLのテレビ放送を再開してから初めてのことだ。

NBCは『Associated Press（AP通信）』に対し、マイケルズがプレーオフを担当しないことを正式に認めている。第一報を伝えたのは『New York Post（ニューヨーク・ポスト）』だ。

79歳のマイケルズは2006年から2021年まで“Sunday Night Football（サンデーナイトフットボール／SNF）”の実況を務めた後、契約満了に伴い『Amazon Prime Video（アマゾン・プライム・ビデオ）』の“Thursday Night Football（サーズデーナイトフットボール／TNF）”に移った。マイケルズはNBCでの5回を含む11回のスーパーボウルで実況を担当している。

NBCでアナウンサーの名誉職を引き継いだマイケルズは昨季、アナリストのトニー・ダンジーと共にAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）ワイルドカードゲームを担当。この試合ではジャクソンビル・ジャガーズが前半につけられていた27点差を覆してロサンゼルス・チャージャーズに31対30で勝利した。

NBCは1月14日（日）から16日（火）に、ワイルドカードラウンドの3試合を放送し、そのうち1試合は『Peacock（ピーコック）』でストリーミング配信される。サンデーナイトを担当しているマイク・ティリコとクリス・コリンズワースが2試合で実況を務め、もう1試合はノア・イーグルおよびトッド・ブラックレッジが担当する予定だ。

NBCでビッグ10の試合を担当する最初のシーズンを終えたばかりのイーグルとブラックレッジは、現地23日（土）に行われるピッツバーグ・スティーラーズ対シンシナティ・ベンガルズ戦の実況も担当することになっている。

【RA】