ミネソタ・バイキングスのワイドレシーバー（WR）ジョーダン・アディソンが現地12日（金）にロサンゼルス国際空港（LAX）付近で、飲酒ならびに薬物の影響下での運転（DUI）の疑いで逮捕されたことを、カリフォルニア・ハイウェイ・パトロールが『NFL.com』に認めた。

金曜日のアメリカ太平洋時間23時6分頃、ロサンゼルス通信センターはI-105で故障車が車線を塞いでいるとの通報を受けた。現場に到着したカリフォルニア・ハイウェイ・パトロールの警官は、アディソンがホワイトのロールス・ロイスの運転席で眠っているところを発見。DUIの調査が行われた後、アディソンは23時36分に逮捕され、土曜日の1時36分に釈放された。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが入手した声明で、バイキングスは「先週の金曜日にジョーダン・アディソンが逮捕されたことを認識しており、現在はこの件に関してさらなる情報を集めているところだ」と述べている。

今回の一件は、アディソンのチームメイトだったカイリー・ジャクソンを含む3人が交通事故で亡くなってから1週間も経たないうちに発生した。メリーランド州警察の捜査当局によると、ジャクソンが巻き込まれた事故はアルコールが一因になった可能性があるとのこと。

アディソンは2年連続でオフシーズンに路上で法的問題に直面している。2023年7月、アディソンは時速55マイル（約89km）ゾーンで時速140マイル（約225km）を出し、スピード違反と無謀運転でミネソタ州警ら隊に出頭を命じられた。

南カリフォルニア大学（USC）出身のアディソンは2023年NFLドラフト全体23位でバイキングスから指名を受けた。現在22歳のアディソンはルーキーシーズンにレシーブ70回、911ヤード、タッチダウン10回を記録している。

バイキングスのベテラン選手は7月23日（火）にトレーニングキャンプに集合する予定だ。

【RA】