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チーフスがスーパーボウル3連覇を目指す中、前向きにトレーニングキャンプに取り組むDEジョーンズ

2024年07月22日(月) 11:57


カンザスシティ・チーフスのクリス・ジョーンズ【AP Photo/Reed Hoffmann】

現地21日(日)、カンザスシティ・チーフスのディフェンシブエンド(DE)クリス・ジョーンズはトレーニングキャンプでの練習を終えた後、満面の笑みを浮かべていた。

昨年の今頃、契約交渉の真っ最中だったジョーンズはキャンプを欠席しており、その影響はシーズン初戦にまでおよんだ。ジョーンズは最終的にリーグで最も高い報酬を誇るインテリアディフェンシブラインマンになり、チーフスはさまざまな出来事があった2023年シーズンの結果としてスーパーボウル連覇を達成している。

今月初めに30歳になったジョーンズは以前、トレーニングキャンプ中に休養日を得ることが有益だと考えている理由を説明し、今夏に休養日を設けることを求めていた。しかし、それはヘッドコーチ(HC)アンディ・リードの許可があればの話だ。日曜日にキャンプに参加したジョーンズは、ちょっとした皮肉を込めながらも、ヘッドコーチに対する自分の意見を貫いている。

ジョーンズは冗談まじりに「聞いてくれ、俺はただリードコーチが“30歳は違う”ってことを理解してくれたらいいなと願っているだけ」とコメント。

休養日を求めていたにもかかわらず、キャンプに参加していることは、ジョーンズのチームに対するコミットメントの現れだと言えるが、プロボウルに5回選出された経歴を持つジョーンズは、自分とタイトエンド(TE)トラビス・ケルシーがトレーニングキャンプで取り組むことを比較しながら、休養日の必要性について合理的な説明を続けた。

「自分とトラビスとの違いについて、誰かと話したことがある」とジョーンズは明かしている。

「そのとき俺はトラビスの仕事の方が俺の仕事よりちょっとだけ楽だって言った。だって、俺は全プレーで300ポンド(約136kg)の相手と戦っているけど、トラビスは140ポンド(約64kg)の相手と戦いながらボールをキャッチしているだろ」

「俺はただリードコーチがその素晴らしい心で、俺に1日か2日、休みをくれるといいなと思っているだけ。それについてはこれから話して、話を進めていくつもり。ブレット(ヴィーチ、ジェネラルマネジャー/GM)とも1対1で話して、クラーク(ハント、オーナー)にも相談する必要があるかもしれない。これから解決策を見つけていくつもりさ」

2023年シーズンにサック10.5回、クオーターバック(QB)プレッシャー39回、QBヒット29回、タックルフォーロス13回を記録したジョーンズは、2年連続となるオールプロ選出を果たした。NFLで最も若い守備ユニットを率いたジョーンズは、厳しいながらも成功を収めたプレーオフを経て、最終的にこの5シーズンで3つ目のスーパーボウルリングを手に入れている。ジョーンズはそれをトレーニングキャンプに参加せずに成し遂げた。

ジョーンズがチーフスのディフェンスに与えている影響は計り知れない。繁栄を続けているチームでジョーンズが発揮しているリーダーシップもまたしかりだ。それは、トレーニングキャンプの初日に報道陣からチームに対するメッセージを尋ねられたジョーンズの返答からも感じ取れる。

「チームの基本的な価値観だ」と強調したジョーンズは次のように続けた。

「謙虚であること、ハングリーであり続けること。それが毎年の基本的な価値観だと思う。謙虚さとハングリーさを持って、新たな1年、新たな始まりを迎えるんだ。チームは新しくなった。去年のチームはチャンピオンシップを勝ち取るという全体的な目標を達成したけど、今年は新しい挑戦が待ち受けている。新しい選手も多いし、いろんな挑戦も待ち受けている。俺たちはそれを楽しみにしている」

チーフスは2024年にNFL史上初のスーパーボウル3連覇を目指している。そのようなチャンスは滅多に巡ってこないものだ。そうした目標に挑む中で、ジョーンズは自分自身に対する高い目標も立てており、最近では2024年にサック20回を達成することを狙うと話している。

結局のところ、ジョーンズはチーフスでのキャリアはもちろんのこと、フットボール界にも自分の足跡を残したいと考えている。だからこそ、ジョーンズは厳しい夏の間も全力を尽くすのだ。

ジョーンズは「歴史を追い求めるのもその一部だと思う」と話している。

「多くの選手は引退するとき、始めたときよりも良い状態で引退したいと言う。3連覇を達成して、カンザスシティ・チーフスのレガシーをさらに築くことができれば、それは俺たちだけじゃなくてNFL全体にとっても大きな偉業になると思う」

【RA】