アトランタ・ファルコンズのワイドレシーバー（WR）ロンデール・ムーアが現地7日（水）に右脚を負傷し、練習場から運び出されるのに担架が必要となった。

練習場にいた複数の記者によると、ムーアは水曜日に行われたマイアミ・ドルフィンズとの合同練習中に、プレーが行われていない側のエンドゾーンで倒れたという。さらなる検査のためにセッションから運び出された際、ムーアが右脚に固定用装具をつけている様子が見られた。ムーアの負傷を受けて、練習は予定より早く終了している。

クオーターバック（QB）デズモンド・リッダーと引き換えにアリゾナ・カーディナルスからファルコンズへトレードされたムーアは、ファルコンズでの最初のシーズンを迎えていた。小柄だが屈強なレシーバーであるムーアは、ドレイク・ロンドンとダーネル・ムーニーを擁するファルコンズのレシーバー陣に多用途性とビッグプレーの可能性をもたらすべく加入していた。

ムーアの下半身負傷の深刻さを目の当たりにした後では、ファルコンズはその計画を実現させることはできなさそうだ。

このタイミングは、ムーアにとっては特に不運だ。ムーアはファルコンズの新生オフェンスで活躍することで良い報酬を得られると期待しながら、ルーキー契約の最終年を迎えていた。ムーアの容体について確かな情報がないため、最新情報を待つことになるが、現時点ではあまり良い状態ではなさそうだ。

【KO】