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ビルズSハムリンがジャガーズ戦でキャリア初のインターセプトを記録

2024年09月24日(火) 16:30


バッファロー・ビルズのダマー・ハムリン【NFL】

現地23日(月)夜、全国放送されていた試合で心停止を起こしてから初めてマンデーナイトフットボールで先発を務めたバッファロー・ビルズのセーフティ(S)ダマー・ハムリンが、プライムタイムでの機会を最大限に生かした。

キャリア4年目のハムリンは47対10で勝利したジャクソンビル・ジャガーズ戦の第2クオーターで、クオーターバック(QB)トレバー・ローレンスのオーバースローをキャッチし、キャリア初のインターセプトに成功。ビルズ攻撃陣はその勢いを受けて4連続目のタッチダウンドライブを決めた。

試合後、QBジョシュ・アレンは『ESPN』に「あれは最高だった。俺たちはあれを必要としていた。彼にとっても、チームにとっても、重要な瞬間だった」と話したという。

今季3試合連続で先発出場しているハムリンは、ローレンスが第1ダウン残り10ヤードの場面でクロッシングルートを走るワイドレシーバー(WR)ブライアン・トーマスJr.に向けたパスに失敗したとき、絶妙のタイミングで絶好のポジションにいた。ジャガーズ陣41ヤード地点まで19ヤードもリターンしたハムリンは、チームメイトを引き連れて歓喜に沸く観衆に向かって走っていった。

ハムリンはチームメイトの反応について「特別なことだ」と『ESPN』に語っている。

「みんなは俺がこうして復帰を果たす上で大きな力になってくれた。俺を励まし、愛や優しさを示し、この道のりで必要なものをすべて与えてくれた。そして、俺が初めてインターセプトを決めたことを自分以上に喜んでくれたんだ。それはここバッファローにあるコミュニティと絆を示している。本当に特別な場所で、俺はその一部であることを誇りに思っている」

ハムリンがインターセプトを決めた直後の攻撃で、ビルズはプレー5回、41ヤードのドライブを展開。最後にWRカリル・シャキールがタッチダウンレシーブを決めたことでリードを27対3に伸ばしたビルズは、34対3でハーフタイムを迎えた。

それは、ハムリンとビルズマフィアにとって素晴らしい祝福の瞬間となった。630日前、ハムリンは2022年シーズン第17週に敵地で行われたマンデーナイトフットボールのシンシナティ・ベンガルズ戦で心停止を起こし、フィールドで蘇生措置を受けた後に地元の病院に搬送された。フットボール活動の再開は確実なものではなかったが、ハムリンは少しずつ障害を乗り越えてビルズのロースターに復帰。今夏、ハムリンはさらに一歩前進し、チームを去ったジョーダン・ポイヤーやマイカー・ハイドの後任として先発の座を確保した。

月曜夜、ハムリンは大勝の立役者として大きなインパクトを残している。

【RA】