現地29日（日）にロサンゼルス・チャージャーズとの試合中に負傷したカンザスシティ・チーフスのワイドレシーバー（WR）ラシー・ライスには、ACL（前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）に深刻なケガを負った恐れがあり、シーズン絶望の可能背もあると、『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが伝えた。

ケガの深刻度を判断すべく、ライスは月曜日にMRI検査を受ける予定だ。

ライスはチーフスが17対10でチャージャーズを下した試合の前半に負傷し、カートでロッカールームに戻っている。

ヘッドコーチ（HC）のアンディ・リードは試合後に、チームが欲するようなニュースは期待していないものの、最善の結果を望んでいると報道陣に語った。

クオーターバック（QB）パトリック・マホームズの主要なターゲットとなっていたライスを失ったチーフスだが、それでも勝利への道筋を見つけている。タイトエンド（TE）トラビス・ケルシーが今季初のビッグゲームを送り、キャッチ7回で89ヤードをマーク。WRゼイビア・ワーシーも再び輝きを見せ、54ヤードのキャッチを決めて得点を上げた。

しかしながら、いくら4勝0敗をキープしているとは言え、期間の有無を問わずライスを失うことは、チーフスにとって大きな損失になるだろう。

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