イーライ・マニングがその座をマシュー・スタッフォードに明け渡す時がきた。

ロサンゼルス・ラムズのクオーターバック（QB）スタッフォードは、現地29日（日）に敗れたシカゴ・ベアーズ戦で、通算パス獲得ヤードで歴代トップ10入りを果たした。

試合後、スタッフォードは負けたことを考えると複雑な心境だとしながらも、この偉業を成し遂げたことの重要性は理解していると『ESPN』に語った。

「（マニングは）素晴らしいキャリアを送った選手だ」とスタッフォードは述べている。

「このことはシーズンが終わって、落ち着いてからじっくり考えることにするよ。俺はNFL選手になる前からこのゲームのファンだった。偉大な選手たちと肩を並べるのはすごくクールだし、光栄なことだ」

この試合で、スタッフォードはマニングが記録した5万7,023ヤードを上回るために223ヤードが必要だったが、パス29回中20回成功で224ヤードを記録し、見事に達成した。

36歳のスタッフォードは2020年のオフシーズンにデトロイト・ライオンズからトレードされ、現在はラムズで4シーズン目を迎えている。ここ2シーズンはケガに悩まされながらも依然としてオールスター級のパス能力を発揮しており、殿堂入りも狙える実績を積み重ねている。

スタッフォードは、現役QBの中ではニューヨーク・ジェッツのアーロン・ロジャースに次ぐ通算パス獲得ヤードを維持している。

2009年のNFLドラフトで全体1位に指名されたスタッフォードは、今やNFL歴代トップ10のパサーの1人となった。

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