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足首の負傷で謙虚になるカウボーイズLBパーソンズ、「自分は無敵だと思っていた」

2024年10月01日(火) 15:17


ダラス・カウボーイズのマイカ・パーソンズ【James D. Smith via AP】

ダラス・カウボーイズのラインバッカー(LB)マイカ・パーソンズは、ハイアンクルスプレインにより、シーズン第5週のプライムタイムに行われるピッツバーグ・スティーラーズ戦を欠場する可能性が高まっている。スターパスラッシャーであるパーソンズは、キャリア初となるケガによる試合欠場の可能性に直面し、現実を受け入れようとしている。

「とにかく悔しい」とパーソンズは現地30日(月)にチームの公式サイトで語った。

「試合に向けて多くのエネルギーを注いで、チームのために準備してきた。それなのに試合に出られないのは、本当に辛い。周りの人を失望させてしまっている気がするんだ。しばらくの間、自分は無敵だと思っていた」

「謙虚な気持ちになる。これがいつも言っている試練というものだ。信念を試されている。もっと強くなって復帰するしかない」

週ごとの経過観察を必要とするパーソンズは、先週の木曜日に行われたニューヨーク・ジャイアンツ戦で負傷した。オールプロに2度選ばれているパーソンズは、第2クオーターで足首を捻挫し、一度退場したものの、その後再びフィールドに戻ってプレーを続けようとした。最終的には第4クオーターの途中でベンチに下がっている。

カウボーイズは日曜日の試合に向けてパーソンズを正式に欠場させる決定をまだ下していないものの、出場が難しい状況であることは明らかだ。パーソンズがこれまで試合を欠場したのは、ルーキーシーズンに新型コロナウイルスの影響を受けた時だけだ。

「これは、どれだけ真剣にリハビリに取り組むかが重要になる。チーフトレーナーと一緒に、できるだけ早く復帰できるように準備を進めていくつもりだ。早く復帰したい気持ちは強いけど、再発はしないようにすることも大事だ」とパーソンズは話している。

パーソンズは、2021年のドラフトで1巡目指名を受けて以来、どの対戦相手のオフェンスにとっても、最も脅威となる存在であり続けている。しかし、カウボーイズのディフェンスは2024年シーズンの序盤で苦戦しており、1試合平均26.0失点でリーグ27位タイ、1試合あたり355.3ヤードを許して26位にランクしている。パーソンズの今シーズンのパスラッシュ成績も、4試合でサック1回、プレッシャー12回と、これまでの基準に比べると低下している。

カウボーイズのディフェンシブエンド(DE)デマーカス・ローレンスも、先週の試合で足を負傷し、数週間の欠場が予想されるとヘッドコーチ(HC)マイク・マッカーシーが月曜日に発表した。ローレンスは2024年シーズンでチーム最多のサック3回を記録している。

ディフェンスの主力2人を欠く中で、2勝2敗のカウボーイズは日曜日の夜に敵地でスティーラーズと対戦し、今シーズン初の連勝を目指す。一方、3勝1敗のスティーラーズは今シーズン初の連敗を避けたいと考えている。

パーソンズは、復帰するまでチームメイトが堅守を維持してくれることを期待している。

「今が踏ん張りどころだ。誰が代わりに出ても戦えるメンタリティを全員が持っていて、今がそれを発揮する時なんだ」とパーソンズは言う。

【R】