ドルフィンズ戦途中退場のタイタンズQBレビスは肩のMRI検査へ
2024年10月01日(火) 14:36マイアミ・ドルフィンズとのマンデーナイトゲーム中、第1クオーターで肩を負傷したテネシー・タイタンズのクオーターバック(QB)ウィル・レビスが戻ってくることはなかった。
その後を引き継いだメイソン・ルドルフが率いたオフェンスは今季で最も優れたパフォーマンスを発揮し、タイタンズは7つのスコアリングドライブをまとめたものの、ルドルフの記録はパス17回中9回成功、85ヤードにとどまっている。
タイタンズのヘッドコーチ(HC)であるブライアン・キャラハンは試合後、レビスには肩鎖関節の問題が発生した可能性があり、MRI検査を受ける予定だとコメント。また、今後に関してはレビスが100%先発クオーターバックだとも話した。タイタンズはシーズン第5週がバイウイークとなっている。
「ウィルは第3ダウンのスクランブルで肩を痛めた。彼は戻って来ようと努めていたが、ケガに苦しんでいた。彼は試合に戻ろうと努力したものの、最終的に来週はバイウイークだから、われわれはこの試合がどういったものになるかを考えた。彼をこれ以上のリスクにさらしたくなかったんだ。彼は自分にできることすべてに取り組んだが、ただ肩のケガの影響が大きかったので、彼を出さないという決断に至った」とキャラハンHCは話した。
今シーズンのレビスは短く終わったマンデーナイトの試合を含め、これまでの各試合でターンオーバーを喫しているものの、キャラハンHCはクオーターバックを交代させるつもりはないと断固として述べている。
「ウィルの健康状態に問題がないなら、彼がわれわれのクオーターバックだ」と話したキャラハンHCは次のように続けた。
「彼の健康状態や、彼を守ること以外の要素は、決断の基準にならない。特に、これからバイウイークだからね。肩の感触は良くなかった。彼を戻したくなかったし、ランを多用するつもりだったので、そのあたりが要素になった。だが、健康ならば彼がわれわれのスターターだし、彼と一緒にやっていく構えだ」
後半に入り、ルドルフは最後の2クオーターでチームに20ポイントをもたらした。ディフェンスによるセーフティもあり、計31ポイントはタイタンズの今季最高得点にあたる。
キャラハンHCは「予防策はすべて取る。通常の肩鎖関節の負傷以上に深刻なものではないだろうが、見てみよう。以前に間違ったことがあるので、MRI検査など、すべてが終わるまで待つ。現時点では、長期的な問題にはならないと考えている」とコメントした。
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