現地10日（木）、シアトル・シーホークスのコーナーバック（CB）リチャード・シャーマンは大手メディア『The Associated Press（AP通信）』に対して、シーホークスが31対25で勝利を収めたバッファロー・ビルズ戦前半にフィールドゴールを狙うビルズのキッカー（K）ダン・カーペンターへのヒットで罰金を科されたことを明かした。

このプレーでシャーマンはオフィシャルからオフサイドとされたが、NFL審判部門のディーン・ブランディーノ副会長はシャーマンのこのヒットを“不必要なラフプレー”と判断し、プレーに対する認識に違いを見せた。

ブランディーノは「試合中の審判はシャーマンのヒットが危険すぎるものではなかったと判断したのであろう。選手らが一斉にボールに群がり、単純にファールは取らなかった。われわれが後に検証した結果、このプレーはファウルであることが分かった」と語った。

シャーマンに対するオフィシャルの目は甘かったが、リーグの判断は厳しいものとなった。