ワイドレシーバー（WR）クーパー・カップが現地24日（木）に行われるミネソタ・バイキングス戦で復帰すると見込まれている中、カップと共にロサンゼルス・ラムズのダイナミックなWRコンビを形成している選手も、まもなく復帰を果たすかもしれない。

膝の負傷により、2024年シーズンにわずか25スナップの出場にとどまっているWRプカ・ナクアが、21日間の練習期間を開始。正式に故障者リザーブ（IR）からの復帰を指定されたナクアは、火曜日に練習場に姿を現した。

ナクアはトレーニングキャンプとプレシーズンを通して膝の問題を抱えていたが、シーズン第1週に延長戦の末に敗れたデトロイト・ライオンズ戦の第2クオーターの途中にケガを悪化させた。キャリア2年目のナクアは退場前にレシーブ4回、35ヤードを記録している。

ナクアが故障者リザーブに登録されたのに続き、カップがシーズン第2週に足首を負傷したことで、ラムズのオフェンスは苦戦を強いられるようになった。通常なら有力なラムズのオフェンスも、カップとナクアの強力コンビを欠いては本来の力を発揮できず、シーズン第8週を迎えるにあたって、試合平均パスヤードは212.8ヤード、試合平均得点は19.0点、戦績は2勝4敗にとどまっている。

木曜夜にホームで臨むバイキングス戦でカップが復帰すれば、ヘッドコーチ（HC）ショーン・マクベイ率いるオフェンスは確実に活気を取り戻すだろう。ナクアはケガから復帰するための第一歩を正式に踏み出しており、記録的なルーキーシーズンに匹敵する活躍を見せる可能性が出てきている。

【RA】