NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）のトップシードを目指すフィラデルフィア・イーグルスは8勝2敗でタイトな競争のさなかにいる。次の相手には鍵となる武器なしで戦わねばならない。

ワイドレシーバー（WR）デボンタ・スミス（ハムストリング）がサンデーナイトゲームのロサンゼルス・ラムズ戦で除外されてしまった。

スミスはケガのため、現地20日（水）と21日（木）の練習には参加せず、イーグルスのヘッドコーチ（HC）ニック・シリアニは金曜日に、プライムタイムの試合に向けたスミスのステータスを決定する前に、彼の状態を確認しているところだと記者団に語っていた。結局、スミスは金曜日も練習せず、日曜日に除外された唯一のイーグルス選手となっている。

ここ数週間、ケガへの対処を強いられてきたスミスは、イーグルスが勝利したシーズン第11週のワシントン・コマンダース戦でそれを悪化させてしまったようだ。ケガのために試合を欠場したことはまだないものの、脳振とうプロトコルに入っていたシーズン序盤に1試合を休んでいる。

スミスとA.J.ブラウンがいる時といない時では、当然ながらイーグルスのオフェンスは全くの別物だった。2人の復帰後に6連勝を飾ってNFC東地区の首位に躍り出たイーグルスは、カンファレンスのトップコンテンダーに返り咲いている。

スミスが除外されてしまったことで、イーグルスはブラウンの逆サイドの穴埋めとして、ジャハン・ドットソン、ルーキーのジョニー・ウィルソンやブリテン・コービーの力に頼ることになりそうだ。

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