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49ersのQBパーディーが肩のケガで除外、パッカーズ戦はアレンが先発へ

2024年11月23日(土) 20:45


サンフランシスコ・49ersのブロック・パーディー【AP Photo/Jeff Lewis】

ブロック・パーディーの肩の痛みは、極めて重要なシーズン第12週の試合に出られないほど深刻らしい。

現地24日(日)のグリーンベイ・パッカーズ戦で、パーディーはサンフランシスコ・49ersの出場選手から除外された。先発クオーターバック(QB)はブランドン・アレンが務めることになる。

49ersのヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンは、パーディーの肩のケガが1試合だけの欠場で済むことを祈っている。

「長期的な不安があるとは言いたくない。月曜日にMRIの結果が出て、少し休養が必要なだけだろうと思っていた。今週の調子については、それほど心配していなかった」とシャナハンHCは述べた。「ところが、木曜日に始めてみると、本人も感触に驚いていて、われわれも驚いた。だから、彼を休養させなければならなかった。どう捉えればいいのか分からない。MRIにそのような兆候はないので大丈夫なはずだが、今週の反応を見ると、来週については完全に未定だ。月曜日になってから確認することになる」

今週の月曜日にシャナハンHCは肩に痛みが出ているパーディーについて、日々経過を観察していくと発表していた。練習には制限付きでの参加となり、木曜日に治療のために早退してメディアにも対応しなかったことで、懸念はピークに達した。メディア対応をパスすることは、選手がアクティブになるかどうかの指標になり得るためだ。

49ersにとって、パーディーの沈黙が多くを物語っていた。3年目のシーズンにいるパーディーは、初めてケガによる欠場を強いられることになる。

パーディーの他にも、ディフェンシブエンド(DE)ニック・ボサもパッカーズ戦を欠場する。

今年の10試合で、パーディーはパスのうち66%を成功させて2,613ヤードを獲得。タッチダウン13回でインターセプトは8回だった。

代わってセンター下に入るのはアレンだ。アレンにとってはシンシナティ・ベンガルズにいた2021年シーズン第18週以来の先発となる。これまで先発経験は9回しかない。

「ブランドンはパスがとてもうまいし、オフェンスをうまく走らせる。ここに来てから本当にいい仕事をしてくれている」とシャナハンHCは述べた。「ここに来て2年になり、選手たちは彼を信じているし、勝つチャンスを与えてくれると考えている」

49ers対パッカーズのキックオフは日曜日のアメリカ東部時間16時25分【日本時間25日(月)6時25分】の予定だ。

【M】