シーズン第15週に組まれたペンシルベニア州対決で、ピッツバーグ・スティーラーズとフィラデルフィア・イーグルスが相まみえた。

現地15日（日）に行われたこの試合ではスティーラーズが27対13で敗れている。しかし、同じく日曜日にマイアミ・ドルフィンズとインディアナポリス・コルツが敗北したことで、スティーラーズのプレーオフ進出が決まった。

2年連続でポストシーズンにコマを進めたスティーラーズ。ヘッドコーチ（HC）マイク・トムリンの輝かしい18年の在任期間では、12回目のプレーオフ進出になる。

10勝4敗のスティーラーズは、現時点でAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）北地区の首位に立っている。地区優勝は間違いなくトムリン陣営のチェックリストの最優先事項だが、今回の敗北と、2位ボルティモア・レイブンズがニューヨーク・ジャイアンツに勝利したことで、後続との差は1ゲームとなった。

今回の敗北を皮切りに、スティーラーズはレギュラーシーズン最終盤の厳しい戦いに直面する。ここからの戦いは、スティーラーズのポストシーズンに向けた試練になるだろう。次回は土曜日に敵地でレイブンズと対戦。続いてクリスマスにカンザスシティ・チーフスをホームに招いた後、シーズン第18週にシンシナティ・ベンガルズの元へ赴いてレギュラーシーズンを締めくくる。

ポストシーズンへのチケットが手に入った今、スティーラーズは念願のプレーオフでの白星を目指していく。

スティーラーズは過去5回のプレーオフ戦で敗れており、最後に勝利したのは2016年、AFCチャンピオンシップ戦まで進んだときのことだ。

その流れを断ち切るための最初の1歩を、彼らは日曜日に踏み出した。

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