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シーズン第16週の最優秀選手賞にコルツRBテイラー、パンサーズRBフバードらが選出

2024年12月25日(水) 11:34


インディアナポリス・コルツのジョナサン・テイラー【AP Photo/Michael Conroy】

リーグは毎週、現地の水曜日に週間最優秀選手を発表している。シーズン第16週の栄誉に輝いた選手たちは以下の通り。

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
ジョナサン・テイラー(RB/インディアナポリス・コルツ)

インディアナポリス・コルツのランニングバック(RB)ジョナサン・テイラーは現地22日(日)に38対30で勝利したテネシー・タイタンズ戦で218ランヤードを記録。特に、65ヤードと70ヤードのランでエンドゾーンに到達したプレーが、素晴らしい1日を際立たせるものとなった。テイラーはこの試合でキャリア2度目の200ヤード超えを達成。また、コルツが1試合あたりのランヤード(335ヤード)でチーム記録を更新するのに貢献した。

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手
チュバ・フバード(RB/カロライナ・パンサーズ)

カロライナ・パンサーズのRBチュバ・フバードは日曜日にオーバータイムの末に36対30で制したアリゾナ・カーディナルス戦で、最初と最後の6点を獲得。キャリー25回で152ヤード(キャリー平均6.1ヤード)を記録し、前述の2回のタッチダウン――第1クオーターでの4ヤードのタッチダウンランと、オーバータイムでの21ヤードの決勝タッチダウンラン――を決めたフバードの活躍により、パンサーズは4連敗から脱している。最高のシーズンを過ごす中、フバードはキャリアで初めて週間最優秀選手に選ばれた。

AFCディフェンス部門週間最優秀選手
アイザイア・ポラ・マオ(S/ラスベガス・レイダース)

アイザイア・ポラ・マオはラスベガス・レイダースが日曜日に今季3回目の勝利を挙げるのに不可欠な存在だった。ポラ・マオは接戦の中で連続したドライブでファンブルを強い、レイダースは19対14でジャクソンビル・ジャガーズに勝利。キャリア3年目のポラ・マオはチームトップの11タックルを記録し、そのうち2回は第4クオーターでジャガーズの最後の攻撃を防ぐ中で記録した。

NFCディフェンス部門週間最優秀選手
アンドリュー・バン・ギンケル(OLB/ミネソタ・バイキングス)

アウトサイドラインバッカー(OLB)アンドリュー・バン・ギンケルはミネソタ・バイキングスが手に汗握る展開でシアトル・シーホークスを27対24で下した試合の重要な場面で活躍し、タックル5回、サック2回を記録した。バン・ギンケルは2回のサックをどちらも第4クオーターに決めており、2回目はシーホークスの最終ドライブで記録したものだ。それにより、シーホークスは後退を余儀なくされ、同点に追いつくために60ヤードのフィールドゴールを試みたが、失敗に終わっている。

AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
ジェイソン・サンダース(K/マイアミ・ドルフィンズ)

マイアミ・ドルフィンズが29対17で勝利したサンフランシスコ・49ers戦で、キッカー(K)ジェイソン・サンダースは5回のフィールドゴールと2回のエクストラポイントをすべて成功させて17得点を挙げ、チームのプレーオフ進出の望みをつないでいる。完璧な成績を収めたサンダースは第3クオーターに54ヤードのフィールドゴールに成功し、第4クオーター終盤にも48ヤードのフィールドゴールを決めて必要不可欠な勝利を確実にした。

NFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手
ブランドン・オーブリー(K/ダラス・カウボーイズ)

ダラス・カウボーイズのKブランドン・オーブリーは日曜夜に行われたタンパベイ・バッカニアーズ戦で4回のフィールドゴールをすべて成功させ、26対24の勝利に貢献。また、オーブリーはエクストラポイントも2回成功させ、合計で14得点を挙げた。4回のフィールドゴールはそれぞれ58ヤード、49ヤード、58ヤード、53ヤードの距離から決めている。キッカーが1試合で58ヤード以上のフィールドゴールを複数回成功させたのはNFL史上4回目であり、オーブリーがこれを達成したのは2回目だ。

【RA】