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スティーラーズWRピケンズが故障者報告から外れ、チーフス戦で復帰の見込み

2024年12月25日(水) 10:26


ピッツバーグ・スティーラーズのジョージ・ピケンズ【AP Photo/Terrance Williams】

ジョージ・ピケンズが復帰する。

ピッツバーグ・スティーラーズのナンバー1ワイドレシーバー(WR)が故障者報告から外れ、現地25日(水)に行われるクリスマスデーゲームのカンザスシティ・チーフス戦に出場する準備が整ったようだ。

ピケンズはハムストリングのケガで過去3試合を欠場。その間にスティーラーズはオフェンス面での爆発力が低下し、1勝2敗となっている。

その3試合で、クオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンはアテンプト平均6.2ヤード、スティーラーズは試合平均167.7ヤードにとどまった。苦戦の原因がピケンズの欠場だけにあるわけではないが、ピケンズの不在はオフェンスの制限に直接的な影響を与えていたと言えるだろう。ウィルソンはピケンズと共に出場した6試合でアテンプト平均8.7ヤードを記録し、オフェンスは試合平均271.0ヤードを稼いでいた。

ヘッドコーチ(HC)マイク・トムリン率いるチームはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区で一時的に大きくリードしていたが、2連敗を喫したことで首位の座を失う危機に瀕している。タイブレーカー制の適用により、スティーラーズ(10勝5敗)は現在、ボルティモア・レイブンズ(10勝5敗)より優位に立っている状態だ。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』では、スティーラーズが地区優勝を果たす確率は39%、レイブンズが地区優勝を果たす確率は61%とされている。

ピケンズがラインアップに復帰してチーフスの堅固な守備陣との対戦でスティーラーズ攻撃陣を活性化し、AFC北地区制覇の望みが維持されることが期待されている。

その一方で、バックアップQBジャスティン・フィールズは腹部の負傷によりクエッショナブルとされた。また、スティーラーズはWRベン・ショーロニク(股関節)とコーナーバック(CB)ジョーイ・ポーターJr.(膝)を試合から除外している。

【RA】